「NISAってよく聞くけど、なんだか難しそう…今さら私には遅いかな」
そう思って、なかなか一歩を踏み出せないでいませんか?
お気持ち、すごくわかります。
実は私、2014年に最初のNISA(旧NISA)が始まったとき、完全にスルーしたんです。怖かったから、ではありません。魅力を感じなかったからです。
当時の旧NISAは「5年間しか非課税で持てない」というルールがありました。5年が過ぎると、株は普通の口座に移されます。そこで利益が出て売ると、約20%の税金がかかる。「結局、税金払うんじゃないの?」と正直思いました。しかも年間100万円という枠では、5年という期間と合わせると、どうも使い勝手が悪く感じられました。
それが今の新NISAでは、期限なし・年間360万円に生まれ変わりました。
「これは別物だ」と感じて、70代の私がついに動いた理由です。
新NISAって、何がいいの?

一言で言うと、「株を売って利益が出たとき、税金がかからない」制度です。
NISA以外の証券口座では、利益が出ると約20%が税金として引かれます。10万円の利益が出ても、手元に残るのは8万円。2万円は自動的に持っていかれてしまう。NISAなら、10万円の利益はそのまま10万円。それだけのことですが、長く続けるほど、この差はどんどん大きくなります。
70代の私が「今度こそ」と思った理由
新NISAが始まる前から「今度は別物だ」と感じていました。でも70代。ここで失敗して、老後の資産を減らしたくない。だからすぐには始めず、まず1年間しっかり勉強することにしました。
勉強してわかったのは、リスクの低い投資があるということです。
世界中の株を少しずつまとめて買う「投資信託」という方法なら、一つの会社が倒れても大きなダメージにならない。しかも世界の株式市場は、過去100年を通じて、途中に何度も大きな危機を乗り越えてきました。
リーマンショック(2008年)では世界中の株が半値近くまで下がりましたが、約5年で元の水準に戻りました。コロナショック(2020年)はわずか6ヶ月で回復し、その後さらに上がり続けました。「正しく買って、焦らず長く持てば、それほど怖くない」——そう思えるようになりました。

そしてもう一つ、気づいたことがあります。
「銀行に置きっぱなしも、実はリスクがある」ということです。
10年ほど前、私はルフトハンザ航空+ホテル6泊のイタリア旅行に10万円ポッキリで行きました。当時はそのレベルの格安ツアーがたくさんありました。今、同じ旅行をしようとすると30〜40万円はかかります。マクドナルドのハンバーガーも、2002年に59円だったものが今では約270円。お金の金額は変わらなくても、買えるものはじわじわと減っていく。「安全」と思っていた預金が、実は目減りしているかもしれない、と気づいたとき、投資への見方が変わりました。

身近な人に話してみたら

勉強を続けるうちに「銀行に置きっぱなしの人のほうが、もったいないのでは」と思うようになり、友人や知人に話すようになりました。
反応はさまざまでした。
「怖いから無理!」とその場でシャッターを閉める人。「ちょっと考えてみる…」と言ったまま、気づけば2年たっている人。「教えて!」と目を輝かせてすぐ口座を開いた人。
でも一つだけ、はっきり言えることがあります。
実際にNISAを始めた人は、全員「やってよかった」と言っています。
一人の例外もなく、です。そしてこんな言葉も聞きました。「もっと早くに知っておきたかった」と。
NISAで資産が少しずつ育つのを実感すると、今度は「株も買ってみたい」と言い始める人が出てきます。その気持ちはよくわかります。でも私は、株の個別取引については勧めていません。勉強なしで始めると、痛い目に遭うからです。まず制度を知って、じっくり学ぶ。その順番が大切だと思っています。
まとめ——知ることが、最初の一歩
「難しそう」「今さら遅い」「もう少し考えてから」。私自身が、そう言い続けて10年スルーしました。
でも今思うのは、怖いのは知らないからだということです。仕組みを知るだけで、見え方がまったく変わります。
新NISAには、つみたて投資枠と成長投資枠の2種類があります。細かい使い方は、また次の記事でゆっくりお話しします。まず今日は「そういう制度があって、KIKOはやってよかったと思っている」、それだけ伝わればじゅうぶんです。
あなたが今この記事を読んでいるということは、もうその第一歩を踏み出しています。
この記事は私・KIKOの個人的な体験と学びをもとに書いています。投資は必ず自己判断・自己責任でお願いします。


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